キャバリアの毛色の一つであるブレンハイムの頭頂部にあるひし形の模様を“ロザンジュ(ひし形紋)”と言います。ブレンハイムのうち4頭に1頭の確率でロザンジュが現れるということですが、ロザンジュの現れた子は評価が高くなり高額で販売されているようです。
ロザンジュは、1700年初期のスペイン継承戦争の時の話に由来します。キャバリアを愛したイギリスのマールバラ公ジョン・チャーチルがブレンハイムの戦いに赴いている間、妻のサラ・チャーチル夫人が夫の無事を祈りつつ、犬を抱いてその頭に手を置いていました。その犬が生んだ子犬の全てに、サラ夫人が手を置ていた所にロザンジュ模様が現れたという伝説があるそうです。
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