テレビショッピングに関して記載します。
昔、テレビショッピングを通じてビリーズ・ブートキャンプが流行りました。あのビリーの厳しい中に優しさのある指導と激しい動きに惹かれて、僕も購入したのですが、1ヶ月も続けていると、なかなかいい感じで体脂肪が減ったものです。他にもおなかでぶるぶるいわせて痩せるEMSとかもありました。グルコサミンとかスチームクリーナーとか真珠のネックレスとか、買うわけではないけどついつい見てしまう、不思議な魅力がテレビショッピングにはあります。
そもそも、テレビショッピングの多くはアメリカで生まれたノウハウ「インフォマーシャル(インフォメーションとコマーシャルを組み合わせた言葉)」という制作手法を活用していて、情報提供しながらコマーシャルをしていきます。このインフォマーシャルという手法では前半・中盤・後半でどのような内容を提供するかというノウハウが確立されていて、日本で放送されているものは日本流にアレンジして番組提供がなされているそうです。
カタログ通販がカタログの制作費にお金をかけるように、テレビ通販では番組制作にお金を投資しますが、テレビ通販の会社によって、いくつかのビジネスモデルがあります。
(1)テレビ番組内での通販コーナーで販売する会社。例:日本文化センターや日本直販。
(2)テレビ番組自体を買って通販を行うモデル。例:ディノス(フジテレビ子会社)、ジャパネットたかた、オークローンマーケティング。
(3)自社で専門のチャンネルを持ち、生放送で商品を説明して販売する会社。例:QVCやジュピターチャンネル(SHOP CHANNEL)。※自社内にスタジオを持って24時間放送を行っています。
なお、テレビショッピングの場合、販売する側のメリットとして、ネット通販とは異なり、商品が単品のため、梱包場所や検品場所が少なくて済むということがあるようです。
同じ内容を繰り返し流しているテレビショッピングもついつい見てしまったりしてしまう時があります。あの実演販売的な面白さが魅力なのかもしれません。