配色事例

同一色相（同系色）でトーンの明度差を比較的大きくとった配色です。一般に、同系色の濃淡配色と言われます。

トーン差の近似とした組み合わせによる配色です。色相、トーンの選び方でトーナル配色、カマイユ配色、フォ・カマイユ配色も含まれることがあります。

トーンイントーン配色と同類で、特にダルトーンを基本に、中彩度～低彩度域の比較的色みの弱いトーンを中心にした配色です。

カマイユとはフランス語で“単色画法”のことをいいます。ほとんど同一色に近い色同士を用いた、あいまいで微妙なニュアンスの配色です。

フォとはフランス語で“まがいもの、偽りの”という意味で、ほぼ同一色相の濃淡を組み合わせたカマイユ配色に対して、色相とトーンにやや変化をつけた配色です。ファッションの世界では、異素材を組み合わせることで生じる、微妙な色の効果（配色）をさすことも少なくありません。

2色配色のことで、バイ・カラーやツートン・カラーとも呼ばれます。素材の色をベースにして、異なる1色を柄として使用しているTシャツのようなものもビコロール配色となります。

トリは「３つの」、コロールは「色」を意味します。国旗などに見られる明快な配色で、代表的なものとして、青・白・赤の配色のフランス国旗が挙げられます。

自然界の調和に合わせた配色（色相環上、黄色に近い色が明るく、青に近い色が暗い）です。

自然界では色相環上、黄色に近い色が明るく、青に近い色が暗いです。この自然界で調和された配色とは逆に、黄色に近い色を暗く、青に近い色を明るくしたものがこの配色です。

色相環上、対角線上にある補色配色。白と黒のような配色も含まれます。

色相環を3等分したとき、その頂点にある色同士の配色です。

色相環を4等分したとき、その頂点にある色同士の配色です。

補色の配色で、一方の色を類似色相にする配色です。