【東京近郊 犬散歩】都立 舎人公園

舎人公園は、敷地が約63ヘクタール(東京ドーム、約13個分)の広さを持つ、東京都足立区にある公園です。舎人公園を4分割するように尾久橋通りと舎人公園通りが十字を切るように交差しており、その交差点付近には日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅があります。駅が舎人公園の内側にあるので、電車で行くのに便利です。また、環七通りの江北陸橋の交差点から尾久橋通りを北上したところに公園があるので自動車で行くにも分かりやすい場所にあります。

公園内には1,000本以上の桜が植えられているとのことです。またナンシー・レーガン元大統領夫人から贈られた「レーガン桜」もあります。


舎人公園の中に掲出されている「都立舎人公園案内図」では、道路で4分割されたエリアが各々A・B・C・Dと区分けされています。

1.北東エリア(B)

大池やお花見広場など犬との散歩に好適なエリア。

2.北西エリア(A)

ドッグランのあるエリア。ここにレーガン桜もあります。

3.南西エリア(D)

野球場と草地広場のあるエリア。

4.南東エリア(C)

水鳥の池やバードサンクチュアリがあるエリア。みんなの広場という広めの広場もあり、犬との散策が楽しめるエリア。

※舎人公園のネモフィラはこちら


舎人公園 北東エリア(B)

このエリアには、お花見広場や芝生広場という大きな広場があり、犬と遊ぶには好適な場所となっています。また大池という大きな池もあり自然を楽しみながら散歩もできるので良いです。

〈噴水〉

舎人公園駅東口からすぐ近くに噴水があります。噴水の周りには芝生や広い道路があって、散歩に最適です。たくさんの犬が散歩しているエリアです。

駅前の噴水から、公園奥へと水の流れる溝があり、お花見広場付近にある噴水に続いています。

なお、舎人公園駅前の噴水の後ろに見えるのは、メタセコイアの並木道です。メタセコイアは、秋には葉が紅葉して枝とともに落ちるとのこと。冬には、道に枝がたくさん落ちていたので指間炎が気になるワンちゃんは気を付けて散歩させてあげたいものです。

メタセコイア並木にて。

〈大池〉

大池というかなり大きな池があります。池の手前側はショウブ田になっていて、そこにはボードウォークがあり、水の間近にした散歩が楽しめます。カルガモやカイツブリなどの鳥類がいるとのことで、うちのキャバリアとの散歩中にはカイツブリを見ることが出来ました。

ボードウォークで撮影。
お花見広場付近から大池をバックに撮影。

〈お花見広場〉

お花見広場は、かなり広い芝生になっているので、広いスペースが好きな犬は散歩を楽しめると思います。

桜の木でかくれんぼ。

〈ゆうひの広場〉

ゆうひの広場は、お花見広場からの坂を少し上ったところにあります。高台になっていることと、舎人公園の北東エリアの西側に位置しているので、沈む太陽が綺麗に見えます。


〈芝生広場〉

芝生広場もかなり広いです。

舎人公園のネモフィラ

春には、芝生広場にてネモフィラが楽しめます。芝生広場の北西エリア側が、ネモフィラが咲いているエリアとなります。

八重桜も咲いているので、ネモフィラと八重桜のコラボレーションが楽しめます。
ネモフィラが咲くエリアは、多くの人でにぎわっています。
夜になるとネモフィラと桜がライトアップされていました。

〈あさひの広場〉

あさひの広場は、舎人公園の北東に位置します。広場は高台になっていて見晴らしがいいです(標高17.5m。舎人公園のある足立区で最も高い標高。)。ただ、小高い丘になっているので、小型犬と一緒に歩いて上るのは厳しいと思うので、カートに乗せてあげて行くのがお勧めです。

あさひの広場で撮影。遠くまで見渡せます。

〈じゃぶじゃぶ池〉

夏の期間だけオープンする無料の水遊び場。中央にはウォータースライダーがあります。

〈キャンプ広場〉

キャンプ広場の近くで撮影。
キャンプ広場の近くの桜並木で撮影。

〈幼児公園〉


舎人公園の北東エリアには、結構カラスがいます。


舎人公園を分断する尾久橋通りをまたぐように、北東エリアと北西エリアをつなぐ陸橋があります。交通量の多い道路を渡ることなく、東西を行き来できるので便利です。


北東エリアが目的地の場合は以下駐車場で↓

〈舎人公園第二駐車場〉

駐車台数:46台(うち身障者用3台)

大池の近くの駐車場です。駐車場を出るとすぐに舎人公園駅から続く広い通りがあります。大池の周りを散歩する時に利用すると便利です。


舎人公園 北西エリア(A)

このエリアには、ドッグランやレーガン桜のほかに、陸上競技場やテニスコートもあります。日暮里・舎人ライナー 舎人公園駅の西口側となります。

舎人公園北西エリアの日暮里・舎人ライナーの駅付近にあるオブジェ。
舎人公園北西エリアの日暮里・舎人ライナーの駅付近にあるオブジェ。後ろにはチューリップ等が咲いている花畑があります。

〈ドッグラン〉

利用料金無料で24時間利用可能なドッグランがあります。ただし、舎人公園サービスセンターにて事前に利用登録が必要です(毎年更新が必要)。エリアは「小型犬エリア」「中・大型犬エリア」に分かれています。

〈舎人公園サービスセンター〉

受付時間 9:00~16:30(12月29日→1月3日除く)

〈草原広場〉

かなり広いので犬との散歩に良いです。

〈レーガン桜〉

レーガン桜は、1981年(昭和56年)アメリカのナンシー・レーガン元大統領夫人から贈られた苗木を植樹したものです。名づけの親は鈴木元都知事です。この苗木のもととなる桜は、1912年(明治45年)に日本からアメリカに送った五色桜と言われる荒川堤の桜で、ワシントンのポトマック河畔に植樹されていたものです。

なお五色桜は、1924年(大正13年)に国の史跡名勝天然記念物に指定されるほどの名所でしたが、荒川放水路の建設、環境の悪化、戦中・戦後の荒廃を経て衰退し、昭和20年代には姿を消していました。現在では、鹿浜橋付近にある足立区都市農業公園に、当時を思わせる記念碑「荒川堤五色桜碑」があります。

【画像のみ】荒川堤五色桜碑

草原広場とプレイグラウンドの間にあり、犬との散歩では、ちょっと寄り道して見に行く感じでしょうか。

〈プレイグラウンド〉

〈西園〉

ドッグランやレーガン桜のあるエリアとは道路を隔てた場所に西園があります。西園はその大部分を土の地面が占めています。散策を楽しむというより球技等のスポーツをするのに向いているスペースとなっています。

〈北足立市場〉

西園のすぐ隣には、青果物と花き部を併設した東京都中央卸売市場の一つ、北足立市場があります。青果部では近郊農家が栽培する小松菜、ほうれん草、枝豆、ブロッコリーなどの野菜が取引されているそうです。なお、花き部とは、観賞用の植物全般のことをいいます。


北西エリアが目的地の場合は以下駐車場で↓

〈舎人公園第一駐車場〉

駐車台数:78台(うち身障者用5台)

第一駐車場はドッグランに非常に近いです。舎人公園内にある駐車場で一番大きな駐車場となります。


舎人公園 南西エリア(D)

野球場と草地広場があります。草地広場は犬と散策するのに良いと思います。


舎人公園 南東エリア(C)

広い芝生や池といった自然が豊かなエリアです。バーベキュー広場もあります。

〈水鳥の池〉

ボードウォークもあるので水の上の散策も楽しめます。

〈みんなの広場〉

かなり広い芝生となっています。

〈自然観察園〉

自然観察園は、野鳥たちの保護区域(バードサンクチュアリ)になっています。保護区域を囲う壁には観察窓があり、バードサンクチュアリにいる野鳥が見れるようになっています。犬にちょっと待ってもらって観察窓から中を覗き込むのもいいかもしれません。

〈バーベキュー広場〉

完全予約制でバーベキューの利用が可能です。予約時に申し出ればペット連れでも利用が可能です(入場の際リードの着用も必ず必要)。バーベキューを楽しんだ後に、みんなの広場や水鳥の池を散策するのも良いのではと思います。


南東エリアが目的地の場合は以下駐車場で↓

〈舎人公園第三駐車場〉

駐車台数:33台(うち身障者用11台)

駐車場からちょっと歩くと、みんなの広場や自然観察園に到着します。みんなの広場のすぐ近くには水鳥の池もあります。

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