指間炎出血事件
今年の夏も暑かったですが、暑い時の犬の散歩は要注意です。大変反省しています。
8月後半。猛烈に暑い日が続いていましたが、少しだけ散歩に出ようと思いました。朝の8:00ということもあり、ちょっとだけならば大丈夫だろうと家を出たのですが、そのちょっとの気持ちが完治1ヶ月の怪我に繋がってしまいました。
道路のコンクリートが熱ければ嫌がって犬も散歩はしないだろうと思ってしまいましたが、そうではありませんでした。その日はぺこちゃんの気分が乗っていたのか、いつもはそんなに散歩をする方ではないのに、ズンズン歩いて行ったのです。そして、帰りの途中で左前脚を上げるしぐさをしだしました。結局熱い中を我慢して歩いていたのでしょう。帰ってきて見ると脚の裏が赤くなってしまっていました。
かかりつけの動物病院に連れて行ってあげようと思ったのですが、残念ながら病院へ行こうと思った日は休診日でした。仕方ないので朝一で近所の動物病院に連れて行ってあげたのですが、診察のみで様子を見ることとなりました。
そうこうしているうちに、左後ろ脚を自分で噛みだし真っ赤に腫れてしまいました。これ以上噛まないようにと包帯をしてあげて夜散歩に連れて行ってあげました。すると散歩の途中、自分の左後ろ脚を地面に叩きつけ始めたのです。「何やってるの」と脚を見ると包帯が血だらけになっていました。血の気が引きました…。
焦って、かかりつけの病院と提携していた夜間電話相談窓口へ電話。相談窓口の方と話をして、すぐにタクシーで動物救急センターへ行くことになりました。そこで診てもらうと、指の間の膨れていたところが裂けて血が噴き出たとのこと。その日は左後ろ脚を治療してもらって、包帯でぐるぐる巻きにしてもらいました。
翌日、かかりつけの病院へ。エリザベスカラーを貸してもらい留守番中に脚を噛んだり舐めたりしないようにしました。ちなみに以前買ったクッション性のあるエリザベスカラーだと柔らかくぺこちゃんは力づくで舐めだしたりしてしまっていました。
エリザベスカラー、辛そうです…。
脚は包帯でぐるぐる巻きです。
疲れ切ってます…。
プラスティックのエリザベスカラーは脚を舐められないので治療のためにはマストです。しかしテンションがとても下がるというデメリットがありました。いつもはがっついて食べていた食事の量も減ってしまいました。
また、エリザベスカラーをしてから、うんちとおしっこを中々しなくなってしまいました。心配で先程とは別の近所の動物病院に行って血液検査やエコーをしてもらったりしました(運悪く、またしてもかかりつけの病院が休み)。うんちは出なくても暫くは大丈夫なようですが、おしっこが数日出ないのは体調に異常がある可能性があります。でも検査結果は体調に問題なしでした。この時は一安心しました。
またエリザベスカラーを取ってあげた時、あごを地面にこすりつけるようになりました。エリザベスカラーをずっとつけているとあごの下がかゆくなるようです。また、エリザベスカラーをベロベロと舐めるようになってしまいました。おかげでエリザベスカラーと喉元が唾液でベトベトになってしまっていました。これはエリザベスカラーの下部分にトイレシートをつけることで解決しました。
1ヶ月経ってやっと脚も良くなりました。今回の件では色々勉強になりました。健康でいられるように工夫してあげることは何より重要です。また動物病院については、いきつけの病院をメインとサブで持っておくことが大切でした。人間もそうですが、何かあったタイミングでいい先生・いい病院にお世話になれるようにしておくことが大切だと感じました。
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