百貨店の売上構成比

本日は百貨店の売上構成比の推移を見てみます。

データは日本百貨店協会のデータより。

2012年、家計最終消費支出は名目GDPの約60%を占めていて300兆円弱という数字になっている中、百貨店の全体的な売上は6兆ですから、全体的にみると消費支出の割合から言ってそれほど大きなウエイトを占めているわけではありません。しかしながら、景気の動向を見る上で注目される数字です。

その、百貨店の全体的な売上は2008年7兆3813億円から2012年には6超1453億円まで減少しています。

また、その流れの中で衣料品の売上構成比が36.8%から34.7%と減少したのに対し食料品の売上構成比は26.1%から28.3%と増加。1995年くらいからエンゲル係数が22%で一定の推移であることからも、百貨店の食料品の人気が裏付けられるような気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です