今日は近隣に大型家電量販店があるにもかかわらず好調だと噂の電器屋『でんかのヤマグチ』に行ってみました。場所は町田にあるのですが、駅からバスで15分ほどの場所にあり、店舗の前の道も決して広くなく交通量にすごく恵まれているわけでもなさそうな場所にありました。店の中もそれほど広くなく、普通に営業していたら、大型家電量販店には決して勝てないであろうという感じでした。しかしながらこの会社、粗利益率が1996年度の25.6%から2005年度には36.4%という経営改善した結果を残しており、2006年1月31日時点で同社のハイビジョンテレビの総販売台数が単店では日本一にもなったようです。
この『でんかのヤマグチ』のすごいところは、大型家電量販店に対抗すべくお客様へのきめ細かいサービスを実施するため、3万世帯あった顧客リストを切り捨て、13,000世帯に絞り込みを行ったことです。それによりきめ細かいサービスを実現し大型家電量販店にも負けない力をつけたのです。ある方から聞いたのですが、お客様がでんかのヤマグチの社員に留守番を頼むこともあるそうで、それほどの信頼関係が築けているらしいのです。 前にダイシン百貨店に行ったこともあるのですが、ここは半径500mシェア100%を目指す地域密着型百貨店で一時話題になりました。『ダイシン百貨店』と『でんかのヤマグチ』と共通している戦略は“焦点を絞り込み差別化すること”。自分しかできないことを生み出し提案していくことが成長につながっていくのでしょう。